西暦2000年、私はこんな記事を書いていたのさ。

 

この時から10年経ったよ。すごいな。10年だって。

これがどうなったか、といいますと。。。

『缶の巻き締め不良が原因で缶内に空気が入り、品質に影響する可能性が生じた』との事で、自主回収の対象になっていたことを知ったのが2009年。友人たちにも食べないように連絡して、返品の準備。

『缶が欲しいという方は、中身だけ送って下さい』ということなので、よし!開けよう! 

ちょっとカップが黄色くなってるなぁ。これは巻き締め不良だったのか、どうなんだろう。一緒に入っていたおまけは「20世紀辞典 1989年ベルリンの壁崩壊」カード。

缶だけ手元に残して中身を着払いで送ったところ、代金300円 (郵便小為替) と、『10年後を楽しみにして下さっていたお客様へのお詫びのしるしです』と、500円の図書カード1枚が送られてきました。

友人たちの手元にある缶には、10年後の自分に向けて寄せ書きしてたんですよ。私、なんて書いてたかなぁ。あの頃想像してた『10年後』って、どんなだったかなぁ。